【米女子ゴルフ】勝みなみ POで米初V消えた…世界1位と激闘5H力尽く「自分の弱さを痛感」

[ 2025年10月13日 03:30 ]

米女子ゴルフ ビュイックLPGA最終日 ( 2025年10月12日    中国・上海 旗忠花園GC=6703ヤード、パー72 )

18番、しゃがみ込む勝みなみ
Photo By ゲッティ=共同

 単独首位で出た勝みなみ(27=明治安田)は7バーディー、ボギーなしの65と伸ばすも、通算24アンダーで並ばれた世界ランク1位のジーノ・ティティクル(22=タイ)との壮絶なプレーオフに敗れ、米ツアー初優勝を逃し、2位に終わった。ジーノは今季2勝目で通算6勝目。山下美夢有(24=花王)が通算17アンダーで4位に入った。

 これが世界No・1の壁なのか。プレーオフも5ホール目。勝の勝負をかけた2打目はグリーン手前にショートした。一方、ジーノはピンそば50センチにつけ、23ホールに及ぶ死闘に終止符が打たれた。「最後の方はショットとパットでチャンスをつくれたと思うのですが、決められなかったのが敗因。米国に来て初めてのプレーオフで自分の弱さを痛感した」と悔しがった。

 バックナインは世界ランク1位と一騎打ちの様相。1打リードの17番パー5ではチップインバーディーを決め、相手に重圧をかける。だがピン上7メートルの難しいラインを沈めた相手にイーグルで返され、一気に並ばれた。プレーオフ2ホール目でも相手は第1打を池ポチャしながら3打目を30センチにつけ、息を吹き返してきた。勝は何度も追い詰めたが、あと一歩及ばず力尽きた。

 「最終組で一緒に回って(ピンチでも)落ち着いてラウンドしていたのが凄いと思いました。ミスしてもリカバリーが早いところは見習いたい」。死闘を演じながら、間近で感じたジーノの凄み。だからこそ、相手が優勝を決めた瞬間も拍手で祝福した。

 米ツアー3年目。コーチをつけない勝は同行する母・久美さんが撮影する動画を自身でチェックする。修正に時間がかかることもあるが、自身で見つけた修正箇所は決して忘れない。今季はグリーン上を磨いた。今大会を終え、平均パット数28・57は全体1位に浮上した。「自分もまだ伸びしろはあると感じたので、もっと強くなるように頑張りたい」。悲願の米ツアー初Vは逃したが、確実にその頂は見えている。

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