【相撲】注目の2敗対決 33歳正代 12歳下の安青錦を撃破 史上3人目 元大関Vへ

[ 2025年9月25日 04:43 ]

大相撲秋場所11日目 ( 2025年9月24日    両国国技館 )

<秋場所 11日目>正代(左)が安青錦を破り、9勝目
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 注目の2敗対決は33歳の平幕の正代が21歳の新小結・安青錦を寄り倒して連敗を阻止した。12歳差対決を制し、優勝争いに踏みとどまった。横綱・豊昇龍は関脇・霧島を上手投げで下し、全勝をキープ。横綱・大の里は小結・高安を突き出して1敗を守った。2敗は隆の勝、正代の2人となった。

 元大関の正代が意地を見せた。安青錦の右喉輪で上体を起こされたが、「早い段階で右が入って自分の形にできて良かった」と右を差して左おっつけで相手の上体を起こし、力強く寄り倒した。送り投げで敗れた今年夏場所の雪辱を果たし、「前に当たったときは(安青錦の)上体を上げられなかった。差さないと相撲にならない」とうなずいた。

 最速(付け出しを除く)となる所要12場所で新三役に昇進した安青錦とは12歳差の33歳。藤ノ川ら若い力士が台頭してきており「世代交代じゃないですか(笑い)。若い子が増えると相撲界が盛り上がって良いことだと思う。僕は当たりたくないけど」と“正代節”全開だった。

 20年秋場所で初優勝を飾り、同年九州場所から22年九州場所まで大関を務めた実力者。陥落後は番付を下げ、先場所は西前頭13枚目だった。場所前は時津風一門の連合稽古などで稽古を重ね、師匠の時津風親方(元幕内・土佐豊)は「番付が最近落ちていたところもあって気合を入れ直している感じはあった。トレーニングもやっていたし、体も張っている」と評価する。

 昨年秋場所以来の2桁勝利まであと1勝。5年ぶりの優勝に望みをつないだ。土俵下の高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「背筋が強い。根こそぎ引っ張り上げた。安青錦の嫌がる相撲を取った。正代にしかできない」と絶賛した。元大関の優勝は魁傑、照ノ富士の2人しかいない。「(終盤戦へ)疲れているが、仕方ない。おじさんなので。(優勝争いを)全然意識できていない」。史上3人目の偉業へ、無欲で星を伸ばしていく。 
 

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