【砂村光信の目】日本選手バックスの連携で好守備 PNC通して若手日本人の経験が収穫

[ 2025年9月21日 17:25 ]

ラグビーアサヒスーパードライパシフィック・ネーションズカップ(PNC)2025   日本27―33フィジー ( 2025年9月20日    米ユタ州ソルトレークシティー )

<PNC決勝・日本―フィジー>敗戦も2トライを挙げて気を吐いた日本代表のHO江良颯(中央)(C)JRFU
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 日本は前半の30分過ぎから、前に出るディフェンスで飛び出してしまう場面があり、フィジーの個人技にやられてしまった。ハーフタイム後に立て直しただけに、数的優位だった後半17分にFL下川がトライを取りきれなかったのが残念だった。

 後半にディフェンスがよくなった要因の1つに、バックスが全員、日本選手になったことが挙げられるだろう。CTBローレンスは成長著しく、調子もよかったが、CTB、WTB、FBのディフェンスでのコミュニケーションを重視して、中野に交代したと思う。声を掛けながらパスコースを消すランをするなど、日本人同士の連携が、防御に生かされた。

 このフィジー戦が象徴的だったが、PNCを通して日本人の若い選手の経験値が上がったのが、一番の収穫だ。ランニングとパスに特長があるPR竹内、嗅覚がいいHO江良の第一列や、初キャップを得たFL奥井、WTB木田、CTB広瀬、池田らが出場機会を得た。

 2年後のW杯に向け、若手への切り替えも必要な日本代表にとっては、彼らが経験を積み、大きく成長するきっかけになるのは、いいことだ。経験値が高いFBが見当たらないのが気になるが、収穫があったシリーズになったと思う。(元U―23日本代表監督)

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