西岡良仁「ベストを出せば面白い結果に」強豪集うジャパンOPで上位進出を

[ 2025年9月20日 07:00 ]

木下グループ・ジャパンオープンに向けて意気込みを語る西岡良仁
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 テニス男子で世界ランキング151位の西岡良仁(29=ミキハウス)が19日、週明けの24日に本戦が始まる木下グループ・ジャパンオープン(東京・有明テニスの森公園)を前に同会場で取材に応じ、「テニス自体は相当良くなっていると思う。やり続けて、やることをやって、(流れが)変わることを期待したい」と言葉を力に込めた。

 今シーズンを世界ランキング60番台でスタートさせた西岡。1月の全豪オープンでは現世界1位のカルロス・アルカラス(スペイン)にストレート負けを喫したが、その後の国別対抗戦デビス杯予選1回戦では1人で2勝を挙げて英国撃破に大きく貢献。しかし詩野後は肩や腰の故障もあり、初戦負けや途中棄権が続く苦しい時期が続いた。

 光明が見えたのが、先週行われたデビス杯予選2回戦のドイツ戦。日本のシングルス2番手として世界98位のヤンレナード・シュトルフと対戦し、計10度のブレークポイントを一度も奪えずにフルセットの末に敗れた。裏を返せば紙一重の勝負を演じただけに、「結果は落ち込んだが、試合内容は落ち込んでいない。いいテニスができている。あとは勝負の一瞬だけ」と前向きに捉えている。

 ワイルドカードでの本戦からの登場が決まったジャパンオープンの出場は8回目。最高成績は19年、24年の2回戦とホームアドバンテージを生かし切れていないが、昨年の1回戦では実力者のフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)を破るなど、「めっちゃいい結果は出ていないが、比較的いいテニスができている」と感触は上々。今年もアルカラスら強豪が来日し「全試合タフになる」と覚悟するが、「戦える実力はある。甘くはないのを理解しているが、ベストを出せば面白い結果になると思う」と話した。

 大会中の27日には30歳の誕生日を迎える。「僕がプロになった時、30歳の選手と試合をやる時は“体力は絶対に勝てる”と思ってやっていた。今は逆にそう思われる側になったのかな」と苦笑いを浮かべた西岡。世界の猛者と10年以上も戦い続けてきた身長1メートル70の小さな体は、「いろんなケアやトレーニングをしても、負担は他の選手よりも大きい」としつつも、「だからこそ今まで目を向けていなかったところに向けて、次の日に戦える体に戻して、頑張れるようにしている」という。

 「30」はただの数字とは言わない。だが変化を受け入れて対処すれば、まだまだ戦える。ホームの後押しを受けるジャパンオープンから、新たなチャプターをつづっていく。

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