【世界陸上】20キロ競歩・山西利和「慢心があったのかな」痛恨の2分間ストップで3度目V消えた

[ 2025年9月20日 11:33 ]

陸上 世界選手権東京大会 第8日   男子20キロ競歩 ( 2025年9月20日    国立競技場発着 )

<世界陸上8日目>男子20キロ競歩決勝、ゴールし、サングラスをかけ直す山西(撮影・木村 揚輔)
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 今大会最後のロード種目、男子20キロ競歩が行われ、日本勢は初出場の吉川絢斗(24=サンベルクス)が1時間19分46秒で7位に入賞した。2大会連続3度目出場の丸尾知司(33=愛知製鋼)は1時間20分9秒の9位。金メダル候補だった世界記録保持者の山西利和(29=同)は1時間22分39秒で28位に終わった。24年パリ五輪銀メダルのカイオ・ボンフィム(34=ブラジル)が1時間18分35秒で初優勝した。

 レースは1キロ過ぎにドミニク・チェルニー(27=スロバキア)が飛び出したが、先頭集団が吸収。約10人の集団には山西と丸尾が入り、山西は歩型違反で警告を受けながらもペースを調節して先導した。12キロ過ぎで一時は山西ら3人に絞り込まれた集団は14キロ付近、ボンフィムら後続が追いついて6人に。山西は他の選手が給水した隙を突き、15キロ過ぎでペースを上げてトップに立った。しかし、直後に3度目の警告。ペナルティーゾーンで2分間の待機を強いられて28番手まで後退し、19年ドーハ大会、22年オレゴン大会以来となる3度目の優勝は消えた。

 山西は中継局TBSのインタビューで「この1年半、やってきたことを出せればと思ったんですけど、ちょっと最後うまくいかなかった」と振り返った。ペナルティーについては「前半は割と注意が少なかったので慢心があったのかと思います。いけるかなと思ったんですけど、思った以上に自分の感覚と(審判の)見え方が合ってなかったとは思います」と自己分析。それでも地元の大歓声を浴びながら歩き続け、「こっちがジーンとするぐらい、ずっと音が聞こえていて、本当にそれはありがたかったですね」と感謝した。

 今後について問われると「今後どうするのかな。どうなっていくか分からないですけど、うーん、何でしょうね…。難しいな」と言葉を濁し、「何か次につながるものがあればいいと思います」と話すにとどめた。

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