【世界陸上】村竹ラシッド「何が足りなかったんだろう」 5位号泣も優勝候補で挑めたことは次のステップに

[ 2025年9月17日 04:00 ]

陸上 世界選手権第4日 ( 2025年9月16日    国立競技場 )

<世界陸上4日目>男子110メートル障害決勝、インタビューを受け泣き崩れる村竹(撮影・木村 揚輔)
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 男子110メートル障害決勝は村竹ラシッド(23=JAL)が13秒18で5位となり、日本勢同種目初のメダルを逃した。

 体を投げ出し、ゴールになだれ込んだ。村竹は中盤から後れを取り、5位でフィニッシュ。電光掲示板で結果が確定すると、その場に崩れ落ちた。レース後のインタビューでは「何が足りなかったんだろうな」と号泣。パリ五輪と同じ順位。「去年は自信になる5位だったが、今回は真逆」。表彰台との差を痛感した。

 4年前の21年東京五輪。村竹は最終選考会の日本選手権決勝でフライング。五輪には補欠での参加だった。選手村での宿泊も本番トラックでの練習もできず、レースはスタンドで見守った。練習嫌いだった男の意識は明確に変わった。「こんなに何か一つのことに打ち込めたことはない」。屈辱の経験から競技に本気で向き合い、国立競技場での悔しさは晴らした。

 8月には衝撃の日本記録12秒92をマーク。伏兵だったパリ五輪とは違い、優勝候補として挑めたこと自体は競技人生の次のステップにつながる。「何年かかってでもこの足が許す限りメダルを狙い続けたい」。若きハードラーが成長を示したことは間違いない。 (大和 弘明)

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