飛ばし屋に変身の4年目・藤田かれん 今季予選落ち11回の不振から「ようやく思うゴルフができるように」

[ 2025年8月22日 21:43 ]

女子ゴルフツアー CATレディース第1日 ( 2025年8月22日    神奈川・大箱根カントリークラブ 6652ヤード、パー72 )

<CAT Ladies 2025>4番、ティーショットを放つ藤田かれん(撮影・会津 智海)
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 藤田かれん(25=ライク)が5バーディー、ノーボギーの67で回り2打差の4位と好スタートを切った。

 好調の要因は進化した身体に合ったクラブを投入したことだ。

 「今週はいろいろクラブを変えたので、それが本当にようやく合ってくれましたし、ずっと調子は悪くかったので」とうなずいた。

 オフに自重トレーニングを中心としたメニューでパワーアップ。スイングもレベルに、軸がぶれないように振る形に修正。その成果で1Wの飛距離が20ヤード近く伸び、アイアンの番手も1番手変わるほど力をつけた。

 だが、「アイアンが1番手飛ぶようになって距離感が合わなくなって(3戦目の)アクサでかみ合って6位に入ったんですが、そこからまた暖かくなってきた時に合わないなってなってしまった」

 その後は17試合に出て予選落ちが9回と不振にあえぐ。

 そして今月に入って、北海道meijiカップ、NEC軽井沢72と2週連続で予選落ちを喫したため、コーチの父・信之さんと相談。クラブメーカーの担当者とも話し合い、1Wとアイアンに手を入れることにした。
 1Wはシャフトだけをチェンジ。7I~PWはヘッドを変え、さらに7I~Iのシャフトをカーボンからスチールに交換した。

 「ドライバーはもともとハードなシャフトを使っていたのですが、逆にちょっとやさしく、振りやすくなったので、振らなくても飛ぶようになりました。シャフトの特性でフェードで左(への曲がり)を消していけるようになりました」と説明する。

 アイアンはシャフトをスチールにした効果が大きかった。

 「パワーアップした分、うまくかみ合うようになった」とピンに絡む切れのあるショットを打てるようになったという。

 「(以前は)完ぺきなショットを持ち球のフェードで打ったのに、全然戻ってこなくて本当に理由が分からなかった。もう頑張ってパーというか、バーディーがコロンと入るか、入らないかくらいしかなかった。もうパーを取るのに必死だった。それが今日はしっかり思った球が打てた。楽にパーを取れましたし、バーディーも取れたという感じです」と手応えをつかんだ。

 今季の平均飛距離ランキングは、昨年の247・72ヤードの21位から254・61ヤードの6位と大幅に上昇。今週のドライビングディスタンスも平均265ヤードで、飛ばし屋の入谷を上回る6位につけている。

 バーディー合戦になれば飛距離は大きな武器になる。

 「ようやく思うゴルフができるようになった。クラブを変えたことで練習日から凄い楽しみだった。今日もピンポジションは振られていたんですが、あまり難しさを感じずに1日できました。距離も伸びたので昨年よりも(プレーが)楽になった」

 覚醒した25歳がリゾート地の夏を熱く盛り上げてくれそうだ。 

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