全中相撲競技 モンゴル出身のチルグンが中学横綱!2年生で史上初の3冠達成 団体戦は鳥取西中が初V

[ 2025年8月22日 08:09 ]

モンゴル出身のテムージン・チルグン(25年2月撮影)
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 全国中学校体育大会相撲競技(全国中学校相撲選手権大会)が21日、熊本県宇土市のecowin宇土アリーナで行われた。

 各都道府県の予選を勝ち抜いた142人による個人戦は、10日に行われた全国都道府県中学生選手権の優勝者でモンゴル出身のテムージン・チルグン(鳥取西中2年)が頂点に立った。決勝の相手は、11日前と同じウルゼーヒシグ・ハシマラガタ(鳥取西中3年)。今回もチルグンが同郷の1学年先輩・ハシマラガタを破って中学横綱に輝いた。

 全国都道府県中学生選手権との2冠は、1990年の田中康弘(のちの十両・魁道)、1999年の市原孝行(のちの幕内・清瀬海)、2005年の南雲学人、2013年の川上竜虎(のちの十両・竜虎)に続いて史上5人目。2年生で達成するのは史上初の快挙となった。さらに、チルグンは今年2月の白鵬杯を1年生で制しており、年度をまたいでの3冠という偉業を成し遂げた。鳥取県勢の優勝は、2022年の西村和真(東伯中、現・音羽山部屋)以来。鳥取西中からは2007年の網谷勇志以来18年ぶりの中学横綱誕生となった。外国出身選手の中学横綱は史上初。アマチュア横綱、学生横綱、高校横綱、わんぱく横綱に続いて中学生でも外国出身の“横綱”が誕生した。

 団体戦は、個人戦優勝のチルグンと準優勝のハシマラガタを擁する鳥取西中が初優勝。決勝トーナメントから先鋒で出場したハシマラガタは5戦全勝、予選から全試合に出場した大将のチルグンは8戦全勝と圧倒的な強さでチームをけん引した。
 2027年以降、相撲が全国中学校体育大会の実施競技から除外されることが決まっており、来年が最後の大会となる。

 ▽個人戦 準々決勝
ハシマラガタ(鳥取西中3年) 外掛け 森田渉太(大阪・大東市)
平一恋(東京・小松竜道場) 突き落とし 寺口龍馬(石川・金沢学院道場3年)
菅間奏心(鹿児島・伊崎田クラブ3年) 送り出し 山下祥平(東京・小松竜道場)
チルグン(鳥取西中2年) 突き落とし 清水泰我(千葉・柏2年)

 ▽準決勝
ハシマラガタ 上手投げ 平一恋
チルグン 押し倒し 菅間奏心

 ▽決勝
チルグン 寄り切り ハシマラガタ

 ▽団体戦 準々決勝
小松竜道場(東京) 2―1 有和中(和歌山)
鳥取西中 3―0 野村中(愛媛)
大東市(大阪) 2―1 からつ(佐賀)
合川中(秋田) 2―1 寺田道場(岩手)

 ▽準決勝
鳥取西中 2―1 小松竜道場
大東市 2―1 合川中

 ▽決勝 鳥取西中 2―1 大東市
○ハシマラガタ 寄り倒し 森田渉太
 隍元哉 寄り倒し 長谷川清之助○
○チルグン 突き出し 市本瑞樹 

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