【ラグビー】ジャパンXVはマオリABsに20―53で完敗 パリ五輪代表WTB植田が2Tで存在感

[ 2025年6月28日 20:00 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2025   ジャパンXV20―53マオリ・オールブラックス ( 2025年6月28日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<JAPAN XV vsマオリ・オールブラックス>前半、大歓声を受けながら、2本のトライを決める植田(右)(撮影・吉田 剛)
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 日本代表候補で構成するジャパンXVは、マオリ・オールブラックスに20―53(前半17―15)で敗れた。通算対戦成績は日本の1勝5敗。7月5、12日に控えるウェールズとの2連戦に弾みを付けることはできなかった。

 登録メンバー23人中、代表キャップ保持者は6人だけというフレッシュな顔ぶれがそろったジャパンXVが、オールブラックス予備軍に地力の差を見せつけられた。ただ前半は17―15と健闘。特に存在感を示したのが、15人制では初めて代表活動に加わったWTB植田和磨(神戸)だ。前半9分、そして同32分とトライを奪い、ウイングの仕事を全うした。

 中でも1本目のトライは鮮烈だった。自陣で相手の落球から攻撃に転じると、SOサム・グリーン(静岡)、CTBシオサイア・フィフィタ(トヨタ)とパスが渡り、残り35メートルで植田がボールを持つ。内から迫ってきたディフェンス2人の動きを冷静に見極めてステップを切り、追っ手を振り切りトライゾーンに飛び込んだ。

 近大では1年から定位置を獲得して活躍を見せ、23年1月には7人制日本代表候補に初選出。昨夏のパリ五輪でも見事に代表入りを果たし、今年4月には神戸入り。プレーオフ全3試合を含む7試合に出場し、15人制でも念願の代表入り。「世界トップレベルのスピードやパワーを経験できたこと自体は(15人制でも)生かせる」と話していた通り、大きな爪跡を残した。

 後半は5分にHO江良颯(東京ベイ)がイエローカードで10分間の退場になるなど前半の勢いはなくなり、計6トライを奪われ完敗したジャパンXV。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ復帰1年目に露呈したディフェンス面の課題解消には至らなかった中、植田ら新戦力の活躍は光明となった。

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