【柔道】世界選手権初優勝の嘉重春樺「責任感を持って戦いたい」ロス五輪へ、芽生えた世界王者の自覚

[ 2025年6月18日 20:27 ]

世界選手権から帰国し、金メダルを手に笑顔の嘉重春樺(撮影・前川 晋作)
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 柔道女子63キロ級の嘉重春樺(25=ブイテクノロジー)が18日、初優勝を果たした世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)を終えて羽田空港に帰国した。

 初出場で初優勝。「凄くうれしい。遠い場所での大会だったけど恩師とか両親とかたくさん応援に来てくれて、一番良い報告を近くでできて、喜んでもらえてよかった」と笑顔を見せた。5試合中4試合が得意の寝技による勝利。「練習してきたことが出せた。抑え込みだけではなく絞め技も出せたのがよかった」と勝因を分析した。

 所属先のブイテクノロジーの宇高菜絵監督(40)が昨年10月から女子日本代表コーチに就任。嘉重は「自分が(五輪に)行かなくても(代表コーチとして)ロスに行く状況の中で、1人では行かせたくないなと、自分も行きたいな思った」と2028年ロサンゼルス五輪への思いを強めた。その直後、講道館杯で初優勝。シニア初の全国制覇を果たし、今年2月のグランドスラム・パリ大会でも優勝と一気に代表候補筆頭に躍り出た。「五輪で優勝して宇高監督を世界一の指導者にしたい」。監督への思いが飛躍の原動力となった。

 世界王者の称号を手に入れたが「自分の立ち位置はあまり考えず、常に挑戦者の気持ちを忘れず」とこれまでと同じ心構え。その中でも「なったからには結果を出し続けて、良い流れで五輪に行きたい。責任感を今まで以上に持って戦いたい」と自覚もにじませた。今後は12月のグランドスラム東京大会を目指す。今大会の優勝を「ロスに向けての通過点」と位置づけ「ここから日本の大会も海外の大会も両方勝ってロスにつなげていきたい」と意気込みを語った。

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