【柔道】阿部一二三「まだまだ強くなれる」詩の復活Vから学ぶ、敗戦からの成長 世界選手権V逸も前向き

[ 2025年6月16日 12:34 ]

<世界柔道・選手帰国>羽田空港に到着した阿部一二三(左)と詩 (撮影・村上 大輔)
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 柔道男子66キロ級の阿部一二三(27=パーク24)が16日、3位に入賞した世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)を終えて羽田空港に帰国した。

 日本男子史上最多5度目の優勝を狙った今大会は準々決勝でゼボフ(タジキスタン)にまさかの一本負け。国際大会の同階級では、2019年世界選手権準決勝の丸山城志郎戦以来となる6年ぶりの黒星を喫した。この日はショックを受けている様子はあまりなく、すがすがしい表情。「まだまだ強くなれるなと思えている。さらに強くなれる、さらに成長できる。負けには必ず理由があるので、それがはっきり分かっているだけでまた一回りも二回りも強くなれる」と前向きに話した。

 2019年世界選手権以降の国際大会では、五輪と世界選手権それぞれで2連覇するなど同階級で52連勝を記録。「勝ち続けているが故に怖さみたいなものはあった」という。「今回の負けが五輪じゃなくてよかったと言えるように、この負けを生かしていきたいなと思います」。無敵の世界王者は、負けを経験したことでさらなる進化を誓った。

 妹の詩(24=パーク24)は同日に女子52キロ級で優勝。2回戦敗退で涙に暮れたパリ五輪から1年、見事な復活を果たした。「あの悔しい負けから、本当なら今回世界選手権に出ているのもすごいと思う。普通はもう柔道したくないと思うんですよね」と妹の精神状態を推し量った一二三。「詩を見ていると、負けることでこれだけ成長できているなと思います。僕自身も、この負けを生かして五輪3連覇を目指してやっていきたいなと思いました」。敗戦を糧に大きく成長した妹を称え、その姿に大きな力をもらっていた。

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