【柔道】引退ウルフ・アロン ベストバウトは「東京五輪の決勝」趙グハムから大内刈り一本

[ 2025年6月10日 14:43 ]

<ウルフ・アロン引退会見>吉田総監督から花束を贈られたウルフ(撮影・島崎 忠彦)
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 柔道男子100キロ級で、21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(29=パーク24)が10日、東京都品川区のパーク24グループ本社で引退会見に臨んだ。

 17年に世界選手権、19年には体重無差別で争われる全日本選手権を制し、21年東京五輪では金メダルを獲得。日本男子で史上8人目の「柔道3冠」を達成したウルフは、23年間の柔道人生のベストバウトを問われると、「東京五輪の決勝だと思う」と答えた。

 その決勝では趙グハム(韓国)と対戦。無尽蔵のスタミナを生かし、“ウルフタイム”と呼ばれたゴールデンスコアの延長戦で攻勢に出るスタイルを発揮。延長4分35秒、伝家の宝刀・大内刈りで一本を奪い、日本武道館の畳の上でまさにオオカミのような雄叫びを上げた。

 6歳で柔道を始めたウルフにとって、五輪は柔道人生最大の目標だった。「優勝するために柔道を続けてきた。心身ともに、技術もパワーも誰にも負けない準備して、試合で出し切ることができたあの1日、あの決勝は忘れられない」と振り返り、「優勝の瞬間、今までやってきたことが正しかったと思えたし、報われたという思いが大きかった」と回顧した。

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