大ケガから復活の一意が序ノ口優勝「同級生の草野も気にかけてくれた」 日大出身で大学6冠のホープ

[ 2025年5月23日 13:15 ]

大相撲夏場所13日目 ( 2025年5月23日    東京・両国国技館 )

<夏場所13日目>優富士(左)を押し出しで破り序ノ口優勝を決めた一意(撮影・郡司 修)
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 東序ノ口7枚目の一意(かずま、23=木瀬部屋)が東序二段98枚目の優富士(17=伊勢ケ浜部屋)を破って7戦全勝で序ノ口優勝を決めた。

 立ち合いから一気に押し出し、自力を示した。「一番一番集中していた」。師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)からは「引くな。前に出ろ」と言われていたという。初の優勝を飾り、「ケガなく終えられてうれしい」とホッとした様子だった。

 日大出身で23年の国体優勝など大学6冠の実績を持つ。幕下最下位格付け出しでデビューした24年名古屋場所で右膝前十字じん帯断裂の大ケガを負い、4場所連続全休を経て今場所で復活。「場所前に師匠と相談して出ると決めた」と語った。

 先場所で新十両最長記録となる初日から12連勝し、最速タイとなる12日目で十両優勝を決めた十両・草野とは日大の同級生。一意は「上で活躍していて、お互い稽古していた仲なので、そういう人たちが上がっていくのは、うれしい気持ちもあって悔しい気持ちもある。最初は心が折れそうになった」。励みになったのは支えてくれた人たちの存在だった。「師匠や大学のコーチも面倒を見てくれて同級生の草野とかも、けっこう気にかけてくれた」と感謝を込めた。

 膝の状態は「まだまだ」。本来の圧力も、まだ完璧に取り戻してはいないという。「先は考えず、ケガはしたくないので一番一番集中して頑張りたい」。一歩ずつ前進していく。

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