【体操NHK杯】男子個人総合はパリ王者の岡が連覇!東京五輪王者の2位・橋本とともに世界選手権代表決定

[ 2025年5月18日 19:33 ]

NHK杯体操最終日 ( 2025年5月18日    東京体育館 )

<体操NHK杯・男子2日目>記念撮影で笑顔の橋本(左)と岡(撮影・藤山 由理)
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 1・8点差の1位でスタートした岡慎之助(21=徳洲会)は、鉄棒で落下があったものの、橋本大輝(23=日本生命)を0・2点かわして連覇を達成した。2人は、10月にインドネシア・ジャカルタで行われる世界選手権の個人総合代表に決定。東京とパリの五輪個人総合金メダリスト2人の豪華布陣で、世界選手権3連覇を狙う。

 初の世界選手権代表となった岡は「連覇と世界選手権代表はうれしいけど、鉄棒でまさかの落下をしてしまった。ずっと課題になると感じた」と笑顔は少なかった。あん馬の降り技で難度が下がり、平行棒では倒立でひじが曲がった。得意の鉄棒でもコールマンで落下するなど、「体の反応がよすぎて、反応と感覚がずれている感じ」と課題を分析した。

 パリ五輪で個人総合など3つの金メダルを獲得した。注目されて迎えた今年4月の全日本個人総合選手権では橋本に敗れており、このNHK杯では雪辱を期した。パリ五輪後は床でE難度の新月面宙返りや、鉄棒のF難度のリューキンなど、新たな技も取り入れ、進化を目指した。世界選手権の出場は今回が初めて。「橋本選手に勝てれば、世界でも勝てると思っている」。コールマンでの落下後も「伸身トカチェフに変更しようか迷ったが、(予定通り)リューキンで攻めた演技をしようと思った」と、先を見据えた演技を貫いた。

 2位の橋本は、体調不良との闘いを「いい経験として、今後に生かしていきたい」と前を向いた。5月3日に発熱し、13日まで高熱が続いたと明かす。「インフルエンザと診断された」と話すが「もう一度、再検査をする」と原因不明の体調不良だった。「全く練習しないで試合に臨んだことはなかった」と、不安な試合となったが、2日間の演技を終え「ひと安心。ロス五輪でもう一度、世界一を獲るため」にも、世界選手権を重要な過程の大会と位置づけた。

 五輪王者2人の代表決定に、男子の村田憲亮強化本部長は「期待通りの代表となり、安どしている」と話した。「岡はEスコア(技の出来映え)に、橋本はDスコア(技の難度)に特長がある。2人のタイプの違う代表で、ワンツーを狙っていきたい」と2022、23年を制した橋本に続く日本勢の世界選手権3連覇を見据えた。

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