羽川豊氏が見た西郷のメジャー初V 最後まで「攻めの姿勢」 「体、技、心」で2勝目遠くない

[ 2025年4月29日 04:32 ]

米女子ゴルフツアーシェブロン選手権最終日 ( 2025年4月27日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ(6911ヤード、パー72) )

プレーオフ中、18番グリーンでバーディーパットを決めて喜ぶ西郷(AP)
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 【羽川豊の目】西郷は最後まで攻めの姿勢を失わなかったことが米ツアー初優勝につながった。その象徴が正規とプレーオフの18番だ。左サイドに池が絡むこのホールで果敢に2オンを狙い、2回ともグリーン奥にオーバーさせたが、消極的に2打目を刻んでいたら絶対にバーディーは取れなかった。

 最終日は風が吹いてグリーンが硬くなり、縦の距離感が合わず苦しんだ。15番でボギーを叩いた時はアリヤに流れが傾きかけた。それでも自分のスタイルを貫き通したからこそ、最後にご褒美をもらうことができた。

 西郷はゴルフIQが高い選手だ。調子を崩しても自分で答えを見つけ出して修正できる力がある。師匠のジャンボはよく「体、技、心」という。優先順位の一番は体。そして技術、その2つが整えば心はついてくるという教え。一時、“ドライバーイップス”のような状態に陥ったこともあったが、体を鍛え直し、技術の土台を再構築することで自信を取り戻して復活した。今は体幹が安定し本当に軸がぶれなくなった。

 ジャンボは1人で黙々と練習するタイプを好むが、西郷はその教えを受け継ぐ選手。この優勝でゴルフのレベルはまた一段上がる。2勝目はそう遠くないうちにくるはずだ。(プロゴルファー)

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