大鵬の孫・夢道鵬 “夢”の新十両 王鵬と23組目兄弟関取「もう、泣くほどうれしい」

[ 2025年3月27日 04:40 ]

十両昇進が決まり笑顔の夢道鵬(左)と師匠の大嶽親方
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は26日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月11日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き元横綱・大鵬の孫、夢道鵬(23=大嶽部屋)が新十両に昇進した。元関脇・貴闘力の四男で史上14組目の親子関取、兄の関脇・王鵬とは23組目の兄弟関取。日体大出身の宮城改め宮乃風(26=中村部屋)、近大出身の三田(23=二子山部屋)も新十両に昇進。再十両は元幕内の大奄美(32=追手風部屋)。

 諦めかけていた「夢」が現実のものとなった。午前9時前、夢道鵬の携帯電話が鳴り、師匠の大嶽親方(元十両・大竜)から吉報が届いた。入門から5年半、憧れの白まわしを着けられる関取の座を手に入れ「やることはやったので祈っているだけでした。もう、泣くほどうれしい」と喜んだ。自己最高位の西幕下3枚目で迎えた春場所は4勝3敗。昇進は微妙だっただけに安堵(あんど)の笑みが何度もこぼれた。
 祖父は優勝32回を誇る昭和の大横綱・大鵬、父は元関脇・貴闘力、兄に関脇・王鵬の相撲一家に育った。幕下時代が長く苦しんだが、初場所の幕下優勝で自信をつけた。「これまで大事なところで負けていた。優勝が勝ち越しにつながった」。偉大な祖父の印象は「優しかった」だが、入門後は「祖父に顔向けできないような生き方はしたくない」と地道に精進。王鵬が春場所で新関脇に昇進したことも刺激になった。

 次の「夢」は「幕内に上がること」。そして将来は「横綱」という夢を抱く。師匠からは「ここがゴールではない。スタートライン」と一層の精進を促された。初めて15日間の戦いに臨む末弟は「全身全霊で、全部勝てるように頑張りたい」と意欲十分に話した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月27日のニュース