幕の内で2番続けて物言い 取り直しも“微妙”で館内ざわめく…12日目で3番の“珍事”軍配差し違えも

[ 2025年3月20日 17:17 ]

<大相撲春場所12日目>御嶽海(右)は突き落としで宝富士を破る (撮影・奥 調)
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 大相撲春場所は20日、エディオンアリーナ大阪で12日目の取組が行われ、幕の内の取組で2番連続で物言いが付く場面があった。

 翔猿と一山本の一番、その次に土俵に上がった豪ノ山と千代翔馬の一番で物言いが付き、館内がどよめいた。

 翔猿と一山本の取組は土俵際で際どい勝負となり、突き落とした翔猿と一山本が微妙なタイミングで土俵外に。軍配は翔猿に上がったが、すぐさま物言いが付いた。翔猿の手が最後、一山本のまげをつかんだようにも見え場内は騒然。協議の結果は一山本の手が先についているとして軍配通りとなった。結果を聞いた一山本は納得した表情でうなずき一礼。その姿に場内から大きな拍手が送られた。

 場内が沸く中で次に土俵に上がった豪ノ山と千代翔馬。この2人の取組も土俵際で最後は千代翔馬を押し出しながら豪ノ山がもつれ合いながら倒れ込む形となった。軍配は足が残っているように見えた千代翔馬に。しかし、前の取組に続き物言いが付いた。珍しい2番連続に場内は再び騒然。どよめきが起こる中、協議の結果は同体として取り直し。大きな歓声が飛び交う中での取り直しは豪ノ山が終始ペースを握る展開となったが、再び勝負は難しい形に。頭で当たった豪ノ山が右差しで攻め込んだだが、土俵際で千代翔馬が左上手で突き落とし気味に投げを打って逆転。攻め込んだ豪ノ山と千代翔馬がもつれて体勢を崩し、どちらの体が先に落ちたか、微妙なタイミングに見えた。軍配は上手投げで千代翔馬。微妙な勝負に場内がざわめく中、物言いはなく千代翔馬が7敗同士の熱戦を制した。

 また、幕の内では宝富士と御嶽海の一番でも物言いが付き、この勝負は軍配差し違えで御嶽海が勝利した。話題も多く、賜杯争いも混戦模様の春場所。終盤戦を迎え、土俵際の際どい勝負の連続に祝日の12日目の館内は熱気に包まれた。

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