旋風再び!尊富士 7連勝で首位タイ 野球好きもドジャース戦より睡眠確保「何もなしで終わりたくない」

[ 2025年3月20日 04:15 ]

大相撲春場所11日目 ( 2025年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>突き出しで美ノ海を破る尊富士(左)(撮影・後藤 正志)
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 昨年の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした平幕・尊富士が美ノ海を突き出しで下し、2敗を守った。鋭い立ち合いからの速攻で鳥取城北高―日大の先輩を一蹴。高安が小結・霧島に押し出しで敗れたため、宇良を退けた大関・大の里とトップに並んだ。3敗で関脇・大栄翔、玉鷲、美ノ海、安青錦が追う展開となった。

 尊富士が圧倒した。目の覚めるような鋭い立ち合いから、反撃する間も与えず、突いて突いて突き出した。「(立ち合いは)良かったですね。集中できていた」。美ノ海は同じ高校、大学の6学年上の先輩。高校時代から存在を認識し、今でも交流があるという。「年が離れているので」と控えめに話すが、この日は臆せず攻め続けた。

 5日目の宇良戦から一夜明けた14日の朝に左まぶたが腫れた。「低くいこうというイメージでぶつかった」。今でも患部は赤黒くなっているが「余裕っす。しょっちゅう顔に傷ができているので。花粉で、かゆいです」と笑い飛ばす。病院にも行かず、薬もつけず、相撲にも影響はないという。徐々に回復に向かっており、5日目から7連勝。春場所連覇へ視界良好だ。

 衝撃の新入幕優勝から1年。今年のテーマは「体調管理」だ。寒暖差の激しい季節。厚着や「とにかく水分を取っている」と枕元に飲み物を置くなど、入念に調整。場所前に大阪名物の串カツを食べて、胃がもたれた苦い経験から油ものは極力控えている。夜は10時に就寝し、昼寝を含めて10時間以上の睡眠時間を確保。野球好きだが、18日の大リーグ開幕戦ドジャース―カブス戦の観戦より睡眠を優先させた。

 「新入幕で優勝したのが大阪なので、1年後、何もなしで終わりたくない」と今場所に懸ける思いは強い。きょう20日は2敗で並ぶ大の里戦。「結果はあとからついてくるので、しっかり勝てるように気持ちをつくり直したい」。4月生まれの25歳が今年も「荒れる春」の主役に名乗り出る。(中村 和也)

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