21歳・吉田鈴「びっくり」2位発進 姉・優利の応援を力にデビュー戦で69

[ 2025年3月7日 04:45 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース第1日 ( 2025年3月6日    沖縄県 琉球GC=6610ヤード、パー72 )

<ダイキンオーキッドレディース 第1日>9番、バーディーを決めた吉田鈴 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 ツアー3勝の吉田優利の妹で、ルーキーの吉田鈴(21=大東建託)が6バーディー、3ボギーの69で回り、首位と1打差の2位につけた。プロ2年目の菅楓華(19=ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、単独トップに立った。年間女王・竹田麗央をはじめ昨季のメルセデスランク上位5人中4人が米ツアーに主戦場を移し、新たなスターの登場が待たれる25年の初戦でフレッシュな2人が初優勝に向けて好発進した。

 最終9番、吉田が高い技術を披露した。ピンまで148ヤードの左ラフから8Iで花道に落としランを使って1メートル強にぴたり。6つ目のバーディーで締めた。

 時折風雨が強まる中69で回り「本当にびっくり。初日に(スコアを)崩すことが多くて結構気にしていた。そこは成長したと思います」と声を弾ませた。

 プロデビュー戦でも「プロテストに比べたら…もう解放されたので」と過度な緊張はなかった。出だしの10番で1・5メートルのパーパットを沈めると、11番は1メートルの好機を生かし全選手を通じて今季第1号バーディー。16番では15メートルをねじ込んだ。「シビアなパーパットも、微妙な距離のバーディーパットもよく入ってくれた」。好スコアの要因は合計27パットにまとめたグリーン上にあった。

(師匠絶賛「100点」/) 2月に2週間宮崎で合宿し、課題のパットを強化した。中学時代から師事する男子ツアー7勝の今野康晴コーチに見てもらいアドレスを修正した。「左肩が引ける癖を直したら球が真っすぐの順回転で転がるようになった」。おかげで目の強い高麗芝グリーンも苦にしなかった。バッグを担いだ師匠は「雨が降ってもリズムが変わらなかった。100点に近い」と絶賛した。

 日本で3勝を挙げ現在は米ツアーを主戦場とする優利の存在は大きな支えだ。4度目の挑戦だった昨年の最終プロテスト。初日79を叩き90位と出遅れた。落ち込んでいる時に「無理じゃない数字だから頑張っておいで」と励まされた。姉の言葉が力となり2日目以降追い上げ合格圏内に滑り込んだ。頻繁に連絡するわけではないが「お互いに心で応援している」とうなずいた。

 首位と1打差の好発進。「しっかり予選通過しなきゃいけない」と引き締めつつ「もっと上を目指していきたい」。姉ができなかったルーキーイヤーでの初優勝も視界に入っている。

 ◇吉田 鈴(よしだ・りん)2004年(平16)2月21日生まれ、千葉県市川市出身の21歳。7歳の時に姉・優利の影響でゴルフを始める。千葉黎明高―日本ウェルネススポーツ大3年在学中。24年に4回目の挑戦でプロテスト合格。ベストスコア65。平均飛距離240ヤード。得意クラブはユーティリティー。1メートル53、48キロ。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月7日のニュース