豊昇龍 春場所千秋楽の前哨戦…大の里と13番など連続20番!番付トップと2番手が激突

[ 2025年3月4日 16:28 ]

大の里(右)と13番の稽古を行った豊昇龍
Photo By スポニチ

 横綱・豊昇龍(25=立浪部屋)が4日、春場所(9日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けた出稽古に初めて臨み、大関・大の里(24=二所ノ関部屋)と13番など連続20番取った。

 時津風一門の連合稽古が行われた堺市の音羽山部屋へ出向くと、予想外にも大の里がいた。「「ビックリした。ラッキー、チャンスと思った」。豊昇龍は出羽海一門で大の里は二所ノ関一門。お互いに相手がいると思わなかったようだが、他の関取衆の申し合いの後、大の里が関脇・大栄翔(31=追手風部屋)らと連続9番取った後、入れ替わって豊昇龍が土俵へ。平幕・若元春(31=荒汐部屋)らと7番取って体が温まった後、大の里を指名して濃密な三番稽古が始まった。

 「どうだったかな?」。稽古後の豊昇龍が報道陣へ問い返した。「いい感じで当たれていた気がした。力が強いのでいい稽古ができた」
 もろ手突きから一気に走ったり、右差しから寄ったり。右のど輪から右を差して出る相撲もあった。

 「型を決めなきゃいけないと言われるが、オレはいいかなと思っている。それがオレの型だと思う」。豊昇龍は1人横綱で、東大関が大の里。多彩な立ち合い、多彩な攻めを見せ、番付表通りなら千秋楽に待ち受ける次回対戦への前哨戦とした。

 一方の大の里は「千秋楽でやれると思う。今日みたいなきつい状態でやることになる」。番数だけなら豊昇龍より多い22番。ただ、スタミナが切れかけた終盤6番連続で敗れたのは課題と言えそうだ。昨年秋場所で13勝して2度目の優勝を飾った後に大関昇進してからは9勝と10勝。「よくない相撲、成績が続いている。先場所の反省を生かして初日の入りを考えたい」と気持ちを引き締めた。

 稽古を見守った大の里の師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は豊昇龍について「いいと思う。(体の張りが)もうひと張り、ふた張りしてくるとさらにいい」と指摘。大の里については「どの力士とやるよりも力が付く。最後スタミナ負けしたのは課題」と一層の精進を促した。

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月4日のニュース