渋野 復調の3差7位発進 19年以来米ツアーVへ クラブ契約フリーを決断

[ 2025年2月28日 04:35 ]

米女子ゴルフツアー HSBC女子世界選手権第1日 ( 2025年2月27日    シンガポール・セントーサGC=6779ヤード、パー72 )

第1ラウンド、笑顔でホールアウトする渋野日向子
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 今季第4戦が開幕し、渋野日向子(26=サントリー)が3バーディー、2ボギーの71にまとめ、1アンダーで古江彩佳(24=富士通)と並ぶ7位の好スタートを切った。クラブ契約フリーとなって心機一転で臨む25年シーズン。昨年6月の全米女子プロ選手権以来の1桁発進となった。68で回った金阿林(キム・アリム、29=韓国)が4アンダーで単独首位に立った。

 最終9番は10メートルの複雑なラインのパットが残った。渋野は冷静に寄せきってパーをセーブした。66人中、アンダーパーは13人だけ。暑さに加え、強風が不規則に舞う難コースで1アンダーを守り切ったことに価値がある。

 「最初にぽんぽんと来てくれたので、それを最後まで守れた。要所でもったいないところもあったけど、ミスを極力少なめで回れたかな。最後まで集中してできたと思う」

 前半11、12番で連続バーディーを先行させる。会心の打球ではないというが「ラッキーだった」と好機を生かした。前半を1アンダーで折り返すと1番では2・5メートルのチャンスを沈める。後半もイーブンパーと粘りを見せ、崩れなかった。

 米ツアー本格参戦4年目の今季からクラブ契約をフリーにした。ゴルファーにとって道具の変更は大きな決断。もちろん全ては19年全英女子以来のツアー勝利をつかむためだ。パターも前週から新たなものを投入。この日は29パットと心強い味方になっている。

 今大会は年に1度のシンガポール開催。世界ランクやポイントランク上位者などしか出場できず、渋野にとっては昨年は出場がかなわなかった舞台だ。開幕前には「マーライオンは見た」と笑った26歳。タイで行われた前週は体調不良に見舞われて54位に終わったが、名物のチリクラブも堪能できるほどに回復し、心身とも万全の状態で臨んでいる。首位と3打差の好位置にも引き締まった表情は変わらない。「ドライバーのミスもあったし、パットも打ちきれていないところもあった。修正をしっかりして頑張りたい」と残り54ホールの戦いをにらんだ。

 

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