【ジャンプ】陵侑 W杯連勝!完全復活「100点」4発 「地元」で鮮やか逆転勝利

[ 2025年2月17日 04:40 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子札幌大会最終日 ( 2025年2月16日    北海道・大倉山ジャンプ競技場 )

W杯ジャンプ男子個人第23戦で優勝した小林陵
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 個人第23戦が行われ、22年北京冬季五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28=チームROY)が合計278・4点で、15日の第22戦に続く今季2勝目を挙げた。歴代単独7位となる通算34勝目。1回目は132メートルで2位、2回目の137メートルで逆転を果たし、26日開幕の世界選手権(ノルウェー)に弾みをつけた。

 完全復活を告げる鮮やかな逆転勝利だった。2位で迎えた2回目の飛躍。小林陵はヒルサイズと同じ137メートルに着地すると何度も拳を握った。今季ここまで表彰台すらなかったことを忘れさせる2連勝。それを拠点を置き「地元」と呼ぶ札幌で達成したのだから、喜びも倍増する。

 「楽しかったですね、ホームワールドカップは。いや~、シンプルにうれしいです」

 今季序盤は体調不良や腰痛もあり「凄く苦しい時期でもあった」と明かす。未勝利で迎えた札幌大会。マテリアルに加え、前がかりになり過ぎていた助走姿勢を調整し、前日に約1年ぶりの勝利を手にした。そしてこの日は修正力が光る。1回目は2位。わずかに沈み込んだテイクオフ時の動作に瞬時に調整を施して逆転につなげた。まさに復活の2日間、計4本。「100点、100点、100点、100点です」とちゃめっ気たっぷりに自己採点した。

 52歳でW杯出場試合数のギネス記録を更新した葛西の存在も、28歳の背中を押した。朝の競技開始前にハグをして健闘を称え合ったという2人。「本当に年を感じさせないジャンプをしている。僕も負けていられない」。尊敬する大先輩の姿が闘争心に火を付けた。

 今後は国内で単独合宿を行い2年に1度の世界選手権に挑む。前回の23年大会(スロベニア)では2位と、一歩頂点に届かなかった。「獲っていない世界選手権のタイトルなので、本当に楽しみ」。五輪金メダリストが満を持して、新たなタイトルをつかみにいく。

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