摂南大WTBカストン・マイケルズは100メートル10秒60台 ナイカブラを上回る能力

[ 2024年9月19日 11:00 ]

笑顔で腕を組む摂南大のマイケルズ
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグは22日に開幕する。昨季は大学選手権で京産大と天理大が4強入りし、レベルの高さを示した関西勢。8大学の現状を紹介する一方、27年のW杯オーストラリア大会を狙える若き逸材に焦点を当てる。

 驚異的なスピードを誇る摂南大のWTBカストン・マイケルズ(3年=アウテニクワ高)の目標は明確だ。「関西でトップのトライゲッターになりたい」。19歳で来日してから2年半。今では不自由なく使いこなす日本語で、今季の意気込みを明確に示した。

 南アフリカのケープタウン出身。幼少期から侍などに憧れ、高校卒業後に日本行きを決めた。100メートルを10秒60台で走り、チップキックなど小技も器用だ。瀬川智広監督は、摂南大の卒業生で日本代表WTBナイカブラ(BL東京)と比較し「(大学時点で)トライを取る能力は彼(カストン)の方がはるかに高い」と絶賛する。

 同校初となる関西制覇が今季最大のターゲット。身長1メートル66の小柄な快速WTBが縦横無尽に駆け抜ける。

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