大の里がついに初黒星…若隆景に寄り切られ連勝11でストップ 追う霧島、ベテラン高安が2敗死守 

[ 2024年9月19日 17:52 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2024年9月19日    両国国技館 )

<大相撲秋場所12日目>大の里(右)を寄り切りで破る若隆景(撮影・藤山 由理)
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 大相撲秋場所は19日、東京・両国国技館で12日目の取組が行われた。初日から11連勝と単独首位の関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)は3敗の東前頭7枚目・若隆景(29=荒汐部屋)と対戦。一度は若隆景を土俵際まで追い込むも、最後は寄り切られ痛恨の初黒星を喫した。

 連勝は11で止まったが、なお後続に1差をつけて単独首位。明日は結びの一番で大関・琴桜戦が控えている。

 結びの一番で大関・豊昇龍は東関脇・阿炎に寄り倒され痛恨の連敗。6勝6敗と厳しい展開に追い込まれた。

 追う2敗の関脇・霧島は大関・琴桜と対戦。直近の対決では霧島が2連勝しており、この日も琴桜を上手投げで下し10勝目を挙げた。

 同じく2敗の西前頭13枚目・錦木は東小結・大栄翔に突き出され、3敗に後退。

 大関経験者の東前頭15枚目・高安は西小結・平戸海を立ち合いから勢いよく攻め込み突き出して勝利。10勝目を飾った。

 12日目の取組を終え、11戦全勝の大の里が初黒星で1敗に後退。追う2敗勢は霧島、高安の2人となった

 今場所初日から休場している横綱・照ノ富士に加え、3日目からは関脇・貴景勝が休場。11日目からは東前頭13枚目の北勝富士、西十両4枚目の島津海、東十両7枚目の剣翔の3人が休場した。提出された診断書によると、北勝富士は「右膝関節炎」で秋場所中は休場となる見込み。

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