体操団体金の萱和磨 帰国報告で思い 「いつか本を書きたい」とも告白 選手村でのプリクラ披露にも反響

[ 2024年8月10日 07:54 ]

萱和磨公式インスタグラム(@kazuma_kaya)から

 大逆転で16年リオデジャネイロ五輪以来となる団体で金メダルを獲得した男子体操・日本代表の主将、萱和磨(27=セントラルスポーツ)が9日、自身のインスタグラムを更新。帰国を報告し、現在の思いを明かした。

 「帰国しました!」と報告。「実は文章を書くの好きなので長文投稿してみます。何かしらの形で伝えたいので、いつか本を書きたいです。『諦めなければ夢は叶う』簡単に書いてみました」とつづった。

 「キラキラ輝いていたアテネオリンピックの先輩方に憧れ、オリンピックで金メダルという夢を持ち体操人生がスタートしました。子供の頃、熱でも嘘をついて行くくらい練習が好きでした。悪さした時の罰が“練習に行かせない”でした。だから良い子にしようと頑張ってました」と回顧。「時は流れ、リオオリンピックは補欠として帯同しました。あれより辛い経験は今のところ来ていません。リオの先輩方が目の前で金メダルを獲得してくれたからこそ、今の僕があります。リオから8年いろいろありましたが、最強メンタルのおかげでびくともしませんでした」と記した。

 「19歳の萱和磨へ 4年後ではなく8年後に報われますよ。ちなみに東京五輪はコロナの影響で2021年に開催しますよ。遂に東京オリンピック。やり切れたが、心残りは0.103。その日からSNS全てのプロフィール画像を銀メダル写真に変更、銀メダルもリビングに飾りました。“萱和磨満足するな!あなたは銀メダルだったんだ!” と一瞬たりとも忘れないように。この3年間銀色の物はあまり好きではなく、手にとらなかった」とつづった。

 「妻が用意してくれた箸置きも僕のは金色でした。妻へ いつもありがとう」と妻に感謝。「今度から銀色の箸置きをたまには使うよ。夢叶ったパリオリンピック。よく聞く“皆さんのおかげです”という言葉、“本当にそうじゃん!”って思いました。チーム4人の魂の演技、そして多くの方が関わってくれました。あえて言わせてください。“皆さんのおかげです!ありがとうございました!”こんだけ体操やって、やっと夢は叶うんだなぁと思ったりしてます」と感謝した。

 「でも僕の場合はこんだけ必要だったんです。正解は人それぞれ違い、自分のやり方があります。一つだけ生意気に言うとしたら、夢を叶えるために、諦めずに夢を追って下さい」と呼びかけた。

 チームメイト5人での顔寄せショットも投稿。「#選手村のプリクラ」「#金メダル」「#体操競技」「#パリ2024」「#TEAMJAPAN」「#一歩踏み出す勇気を」「#がんばれニッポン」「#オリンピック」と添えた。

 この投稿に、フォロワーからは「本当にお疲れ様でした!」「素敵なお写真ですね」「貴重なプリクラ」「皆さんの仲の良さが分かる素敵なお写真と共に、素敵な文章ありがとうございます」などのコメントが寄せられている。

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