高橋藍 昨季Vリーグ王者サントリーに移籍 兄・塁と高校以来の共闘 10月開幕バレーSVリーグ目玉

[ 2024年5月21日 04:44 ]

高橋藍
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 バレーボール男子日本代表の高橋藍(22)がサントリーに入団することが20日、決まった。クラブが7月から選手契約を結ぶと発表。28日に記者会見を行う。

 高橋は日体大在学中の21年イタリア1部リーグのパドバに加入。23~24年はモンツァに移籍し日本人で19季ぶりに決勝に進み自己最高の準優勝でイタリア3季目を終えた。

 20年に初選出された日本代表では21年東京五輪で8強入りに貢献。銅メダルを獲得した昨年のネーションズリーグや本大会出場を決めたパリ五輪予選でも主力で活躍した。

 サントリーは23~24年、Vリーグで2季ぶり10回目の優勝を飾り、昨年12月の世界クラブ選手権で日本勢初の銅メダルを獲得した強豪。10月発足のSVリーグへの参戦も決まっており、新リーグでも優勝候補になるのは間違いない。

 SVリーグは外国籍選手枠が増えるため各国の有力選手が加入する可能性が報じられており世界的にもハイレベルなリーグとなる見通し。高橋が移籍を決断した背景にも新リーグを盛り上げたい思いがあるとみられる。

 またサントリーには高橋の兄・塁(24)が在籍。中学、高校以来の兄弟でのプレーへ、塁は自身のSNSに「一緒にバレーします 今後ともらんるいの応援よろしくお願いします」とつづった。

 ▽SVリーグ 27年までのプロリーグ化、30年に「世界最高峰のリーグ」になることを目指し今年10月に開幕。Sは「Strong(強く)、Spread(広く)、Society(社会)」に由来。初年度は男子10チーム、女子14チームが参戦。外国籍選手の規定が変更され、従来の外国籍枠1人+アジア枠1人の最大2人から、外国籍枠2人+アジア枠1人の最大3人になる。

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