元関脇・若隆景が勝ち越し「後半戦が大事」十両優勝&幕内復帰目指す残り6日間の戦いへ

[ 2024年5月21日 06:40 ]

大相撲夏場所9日目 ( 2024年5月20日    両国国技館 )

大翔鵬(左)を寄り切りで破る若隆景(撮影・松永 柊斗)
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 元関脇で西十両6枚目の若隆景(29=荒汐部屋)が大翔鵬(29=追手風部屋)を破って8勝目を挙げ、4場所連続の勝ち越しを決めた。

 右、左と差してもろ差しでがぶって寄り切り。連日一方的な内容が続いており「下から前に前にという意識で取れた」と力の違いを見せた。

 昨年春場所で右膝前十字靱帯断裂の大ケガを負い、手術を経て幕下で復帰してから4場所連続の勝ち越し。残り6日間の成績次第では、十両優勝や幕内復帰も見えてくる。「後半戦が大事だと思うので、しっかり気持ちを切らさずにやっていけたらなと思います」とさらなる星の上積みを見据えた。

 先場所は同じく9日目で勝ち越しを決めながらも、その後4連敗もあって9勝6敗。ここからもう一つギアを上げていけるように「目の前の一番に集中して最後までやり切ります」と力を込めた。

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