【リーグワン】リーチ主将「スペシャルメニューをやった」長期離脱中のリハビリ内容を明かす

[ 2024年4月22日 13:40 ]

リハビリ期間中、取り組んでいたトレーニングで使用していたアプリを見せるリーチ・マイケル
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 ラグビーリーグワン1部で2位に付けるBL東京は22日、東京都府中市で定例会見を開催。右ふくらはぎの肉離れによる長期離脱から、21日の三重戦で2カ月ぶりに実戦復帰したフランカーのリーチ・マイケル主将(35)が、スマホアプリを活用した特別なリハビリメニューに取り組んでいたことを明かした。

 アイデアマンらしい発想だった。2月24日の横浜戦の前半に右ふくらはぎを痛め、筋肉系のケガとしては初の長期離脱となったリーチ。ただ、転んでもタダでは起きないのがこの男の凄いところ。「トシ(年齢)のせいだと言われたが、たまたま。自分で考えて、スペシャルメニューをやった」と説明したリハビリメニューの内容は、次の通りだ。

 「バイクをこいで、タックルをして、スクラムマシンをやって。ワンプレー(メニュー)50秒くらいから、長くても3分。レストも入れる。19セッションを、トータルで27分やる。全部(アプリが時間やメニューを)アナウンスしてくれる」

 めまぐるしく状況が変わる試合をトレーニングメニューに置き換え、「たまたま見つけた」というアプリに設定。走ることができない分、しっかりと息を上げることで、故障前よりもフィットネスや筋力面の数値も向上したという。2週間前に全体練習に復帰し、三重戦は後半途中から38分間の出場となったが、「体力面は問題なかった」と手応えも上々。すでに2季ぶりのプレーオフ進出を決めており、残りは4試合。「(レギュラーシーズン)あと2試合やって、1週間休んで、100%にしたい」と話した。

 27日には東京・秩父宮ラグビー場で、東京SGとの府中ダービーが控える。相手は目下3位に付け、プレーオフで再戦する可能性も高いが、リーチは「テーマは勝つこと。かなり面白い試合になる。個人的にも楽しみ」と意気込んだ。

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