畑岡奈紗1アンダー発進 「我慢してきたのが最後の良いバーディーにつながった」 シェブロン選手権

[ 2024年4月19日 08:51 ]

米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第1日 ( 2024年4月18日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72 )

畑岡奈紗(AP)
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 今季メジャー初戦が開幕し、畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)は4バーディー、3ボギーの1アンダー、71とまずまずのスタートを切った。

 午後の組で風の方向が次々変わる状況の中、我慢を続けた畑岡に、最後にご褒美が来た。最終9番の2打目をピンまで2メートルほどにつけると、バーディー締め。アンダーパーにして1日を終えた。インから出て10番でいきなりボギーが先行。しかし、すぐに11番でバーディーを取り返した。13番でもスコアを伸ばし、前半は35。後半も2、3番とボギーが続いたが、5番で取り返し、チャンスを待った。好ショットを打ってもグリーンがオーバーするなどストレスがたまる1日を、最後まで集中力を切らさずプレーした。

 中継局WOWOWのインタビューに畑岡は「風の向きがころころ変わって凄く難しいところもあったが、何とか我慢してきたのが最後に良いバーディーにつながった」と納得の表情を見せた。

 今季は3月のHSBC選手権で3位に入ったものの、その後は2度予選落ちするなど調子が上がらなかった。前週はオフを利用して、自らのスイングを見直したという。「コースになると大きく振っていけないところがあるが、自分のスイングをいかにできるか考えてやっていた。特に大きなミスなくできた」と手応えも得た。

 悲願のメジャー制覇へ向け「明日、しっかり伸ばして、いい位置で週末を迎えられるように頑張りたい」と力を込めた。

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