松山英樹に聞く「もう1回その場所に戻れるように」「13回目なので何となく(笑い)」マスターズ公式会見

[ 2024年4月9日 07:36 ]

松山英樹は練習の合間に笑顔
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 男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズは11日から4日間、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開催される。21年王者の松山英樹(32=LEXUS)が8日、公式会見に出席して抱負を語った。以下、主な一問一答。

 ――21年にマスターズを制して3年が経った。
 「1番最初に出た時から、いろいろなコースセッティングをやっていくなかで学ぶことがたくさんあった。そのなかで2021年に優勝できたのはすごくうれしかったですし、もう1回その場所に戻れるように頑張りたいです」

 ――アジア勢でマスターズを制してチャンピオンとして来る時の心境は?
 「アジアアマチュアで優勝してローアマをとってから、そのなかで初めてのチャンピオンになれたことはすごくうれしいです。その道を開いてくれたオーガスタ・ナショナルには感謝しきれない。チャンピオンになって3年経ちましたけど、もう1回そこにいけるように日々努力しているので、今週そうなればうれしいなと思います」

 ――雨が降る予報もあるけどウエットとドライはどちらが良い?
 「乾いていれば、僕が出たなかではダニー(・ウィレット)の16年が一番スコアが低かったと思いますし、ウェットだったらダスティン(・ジョンソン)が勝った20年の20アンダーというスコアも出ると思います。両方おもしろいなと思います。ただ、20アンダーまでいかれると僕にはチャンスがないので、10アンダー前後でセッティングしてもらえるとうれしいです(笑い)」

 ――アジアアマの思い出は?
 「初めて出場した時が印象残ってますし、日本で(アジアアマが)開催されてなかったら出られなかったし、そういうチャンスがあって、そこで勝つことができたと思っている。初めて出る時に震災もあって出られるか分からなかったけど、出られてすごくうれしかった。今でも当時のことはすごく覚えています」

 ――オーガスタに帰ってきたグリーンジャケットを着たときの心境は?
 「チャンピオンズディナーで毎年グリーンジャケットが着られるのはうれしいと思いながら帰ってきています」

 ――マスターズに向けた調整は。
 「勝った2021年までは毎年前週に試合には出てなかったんですけど、そこから毎年出るようになって試合勘をそのまま出すことができていると思う部分と、連戦をする分、疲れも当然ありますし、ベストの方法はいまだに分かっていませんけど…」

 ――ストロークゲインド・アラウンド・ザ・グリーンで上位にいるけど、オーガスタでどれだけ重要?
 「このコースだとポイント、ポイントで打たないといけない。外してはいけない場所は人それぞれあると思う。そこに打たないようにすれば上位にいけるんじゃないかな」

 ――最近では1番良い状態でマスターズを迎えられるように思われるが、過去2年と比べた自身のフィーリング、自身への期待感は?
 「結果的に上位で3試合やれていましたけど、そこまで納得のいくようなゴルフはできていないかったので、良い準備ができているかと言ったらそうでもないと思いますし。13回目なんでなんとなく回ります(笑い)」

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