松山英樹　久常涼と9ホールをラウンド　初出場の後輩にアドバイスを送る

久常涼（左）にアドバイスする松山英樹
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　男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズは11日から4日間、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC（7555ヤード、パー72）で開催される。21年大会覇者の松山英樹（32＝LEXUS）は9日、久常涼（21＝SBSホールディングス）らとアウト9ホールを練習ラウンドした。

　この日は1番からティーオフ。真剣な表情でコースチェックを行う中、初出場の久常にグリーン周りのアドバイスを送るシーンも多く見られた。上がりの9番パー4ではフェアウエーからの第2打をピンそばに寄せて“OKバーディー”締め。パトロンと呼ばれる観客から歓声を浴びた。

　8日の公式会見では「チャンピオンになってから3年経ったけれど、もう1回その場所にいけるように日々努力している。今週そうなればうれしい」と語っていた32歳。ラウンド後には約2時間、練習場でショットを中心にみっちりと調整を行った。この日の夜には伝統行事であるチャンピオンズディナーに出席する。