【バレーボール】「五輪出場権獲得に全集中したい」真鍋監督 女子日本代表会見

[ 2024年4月5日 15:41 ]

フォトセッションでガッツポーズするバレーボール女子日本代表(撮影・藤山 由理)
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 バレーボールの女子日本代表が5日、都内で記者会見を行った。真鍋政義監督は「昨年五輪予選でパリ五輪の切符を獲得できていない。ネーションズリーグ第1戦の相手はトルコ。スタートダッシュできるように、一試合一試合勝利し、ポイントを上げるしかない」と抱負を語った。

 昨年の五輪予選では初戦から5連勝しながら第6戦でトルコに敗戦。最終戦は5勝1敗で並んだブラジルとの直接対決となったが、フルセットの末に2―3で惜敗。パリ行きの切符を確保できなかった。

 パリ五輪出場枠は12カ国で、開催国フランスを含む7カ国が決まっている。残りの5カ国は5月14日開幕のネーションズリーグの1次リーグ後の世界ランクで決まる。

 1次リーグは3週に渡って開催され、第1週はアンタルヤ(トルコ)、第2週はマカオ(中国)、最終週は福岡県北九州市が会場。重要な戦いがホームで開催されるため真鍋監督は「福岡大会では満員のお客さんで後押してほしい」とサポートを呼びかけた。

 チームは都内で合宿を開始しており、4月下旬からの米国合宿を経て、ネーションズリーグに臨む。指揮官は昨年の反省から(1)Aパスからの決定率、効果率(2)ディグ、サーブレシーブ(3)サーブ(4)20点以降のパフォーマンス――の4点を課題に挙げた。

 日本バレーボール協会は五輪でのメダル獲得を目標に掲げているが、チームとしてはパリ五輪の目標は設定していない。真鍋監督は「目標の五輪の出場権を獲得することに全集中したい。本大会の目標は出場権を取った後に設定する」と話した。

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