ミラノ石川祐希19得点で劇的勝利に貢献 モンツァ高橋藍13得点もチーム連敗

[ 2024年4月4日 10:22 ]

スパイクを打つ石川祐希(C)legavolley.it
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 バレーボール男子のイタリア1部リーグ(セリエA1)プレーオフ準決勝第2戦が3日に行われ、石川祐希(28)が所属するレギュラーシーズン6位のミラノはホームで同2位のペルージャに3―2(25―27、25―21、21―25、27―25、20―18)で逆転勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。

 石川は全5セットで先発出場し、ブロック1得点を含むチーム2位の19得点をマークし、フルセットの勝利に貢献した。

 ミラノは5セット中3セットがジュースにもつれ込む激闘を制した。第1セットは、23―24から石川がスパイクを決めてジュースに持ち込みながら25―27で落とした。

 セットカウント1―2と崖っぷちで迎えた第4セットは、25―25から石川が強打でブロックアウトを取りセットポイントを握ると、味方のブロックが決まりセットカウントを2―2とした。

 最終第5セットも13―14と相手にマッチポイントを握られながら、石川の好ディグから味方のスパイクが決まり同点。さらに2度、相手のマッチポイントをしのぐと、18―18から石川のバックアタックでマッチポイント。最後はブロックが決まり劇的勝利をものにした。

 高橋藍(22)が所属する同5位のモンツァはホームで同1位のトレンティーノに1―3(15―25、25―21、18―25、18―25)で初戦から2連敗を喫した。

 高橋は全4セットで先発出場し、ブロック2得点を含むチーム2位タイの13得点を挙げたが、勝利には結びつかなかった。

 準決勝第3戦は7日に行われる。

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