【柔道】村尾三四郎が優勝 前回初戦敗退から見事な復活劇 GSアンタルヤ大会

[ 2024年3月31日 23:50 ]

柔道グランドスラム(GS)アンタルヤ大会最終日 ( 2024年3月31日    トルコ・アンタルヤ )

村尾三四郎
Photo By スポニチ

 男女計5階級が行われ、男子90キロ級でパリ五輪代表の村尾三四郎(JESグループ)が5試合を勝ち抜き優勝した。2月のGSパリ大会ではよもやの初戦敗退を喫したが、1カ月で見事に修正し、4カ月後の大舞台へ弾みを付けた。

 パリでは膝を痛めていた影響で万全ではなかった村尾だが、この日は本来の強さを取り戻した。初戦の2回戦から順当に勝ち上がると、準決勝では22年世界王者のボボノフ(ウズベキスタン)から技ありを奪うと、終了間際に足車で完璧な一本。アゼルバイジャン選手との決勝は先にポイントを許したものの、合わせ技一本で逆転勝ちした。

 「結果を求めて自信につなげたいし、やってきたことがどれだけ出せるか試したい」とGSパリ大会の悪夢を払拭しようと臨んだ大会。見事な勝ちっぷりで自信を取り戻し、パリでも金メダルを狙う。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月31日のニュース