金谷拓実がツアー通算6勝目 大会期間中に欧州ツアーVの中島啓太へ送ったメッセージは「JKG」

[ 2024年3月31日 21:43 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ最終日 ( 2024年3月31日    三重県・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71 )

優勝会見に出席した金谷拓実
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 1打差単独首位から出た金谷拓実(25=Yogibo)が7バーディー、1ボギーの65をマークし、大会コースレコードを更新する通算23アンダーで今季初優勝を手にした。23年9月のフジサンケイクラシック以来のツアー通算6勝目。ツアー通算18勝の石川遼(32=CASIO)は通算8アンダーで41位だった。

 この日は、日没サスペンデッドとなっていた第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、計26ホールを回り11バーディーを量産。「最後までやれば必ず自分が勝つと思ってプレーしていたんで、その通りになって良かった。本当に4日間落ちついてプレーすることもできたので、それも今後に向けて良かったんじゃないかなと思います」と、うなずいた。

 海の向こうにいるライバルの存在も大きな刺激となった。昨季終盤まで賞金王争いを演じた、中島啓太は同じ週に欧州ツアーで初優勝。第2R終了後には「JKG」と短いメッセージを送ると、中島からも「JKG」と返事があった。Just Keep Going(前に進み続けろ)を略した“JKG”はナショナルチーム時代の合言葉。金谷は「トレーニングとか練習とかでみんなで言い合って高めていた」と教えてくれた。

 21年以来の大会2勝目。生涯獲得賞金も3億円を突破し、今シーズン最高のスタートを切った25歳は「オリンピックだったり、いろんなものが優勝することで、今の状況が変わると思う。とにかく目の前の1試合、1試合を全力でやることが目標です」と力強く言った。

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