マスターズ制覇へ順調 丸山茂樹が松山英樹に太鼓判「アイアン切れが戻った。オーガスタではそこが重要」

[ 2024年3月26日 17:18 ]

丸山茂樹代表理事と高校男子の部優勝の常盤和也(撮影・福永稔彦)
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 米ツアー通算3勝を誇る男子ゴルフのレジェンド丸山茂樹(54)が、今季メジャー初戦マスターズ(4月11日開幕、米ジョージア州オーガスタ)での日本勢の活躍に太鼓判を押した。

 自身が代表理事を務める丸山茂樹ジュニアファンデーションが主催するジュニアゴルフ大会の会場で取材に応じた丸山は、2月のジェネシス招待で2年ぶりの米ツアー通算9勝目を挙げた松山英樹(32=LEXUS)について「アイアンショットの切れが戻ってきた。オーガスタではそこが重要視される。小技は大丈夫だし、問題はパットだけ。非常に良い状態」と高く評価し「大事な試合では必ず上にいるのがいい。やってくれそう」と21年以来2度目のマスターズ制覇への期待もにじませた。

 初出場する久常涼に関しても「ドローヒッターだし、オーガスタでは結構、相性がいいんじゃないかと思う」とマスターズの会場オーガスタナショナルGCとの相性の良さを指摘した。

 丸山自身はシニアツアーのノジマ・チャンピオンカップ箱根シニア(4月18日開幕、神奈川・箱根CC)が今季初戦となる。
 長年左手親指の痛みに苦しんだが「ベースボールグリップなので(左手親指の痛みは)ない。(痛めていた)股関節もリハビリをやって復活してトレーニングを週5回やっている」と体作りに注力している。

 今月、プライベートのラウンドでは10バーディー(1ボギー)をマーク。「適当なコースでもなかなか10バーディーは取れないよね」とゴルフの状態にも好感触がある。

 メジャーの日本シニアオープン(9月12日開幕、千葉CC川間C)にも出場予定で「期待はできないよ」と言いながらツアーでの活躍に意欲を見せた。

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