「ここを通過点にプロの道に進めるように」 丸山茂樹がジュニアゴルフ大会開催

[ 2024年3月26日 16:48 ]

丸山茂樹代表理事と高校男子の部優勝の常盤和也(撮影・福永稔彦)
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 第29回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会が26日、埼玉・嵐山CCで行われた。悪天候のため競技は18ホールから9ホール(パー36)に短縮されストロークプレーで実施。同スコアの場合、最終ホールからのカウントバックで順位を決定した。

 高校男子は35をマークした常盤和也(作新学院高3年)、同女子は34で回った戸高玲奈(ルネサンス高1年)が優勝。中学男子は38で冨田真起明(白岡中2年)、同女子は38で土屋オードリー(三島中3年)が制した(学年はいずれも4月からの新学年)。

 高校男子優勝者は下部ツアー(大会未定)出場権、レギュラーツアーの長嶋茂雄招待セガサミーカップと横浜ミナトチャンピオンシップ~Fujiki Centennial~の主催者推薦選考会出場権を獲得。同2、3位には横浜ミナトチャンピオンシップ~Fujiki Centennial~の主催者推薦選考会出場権が付与された。

 また高校女子の優勝者にはレギュラーツアーのブリヂストンレディースとゴルフ5レディースの主催者推薦選考会出場権が、同2位にはゴルフ5レディースの主催者推薦選考会出場権が付与された。

 大会を主催する丸山茂樹ジュニアファンデーションの丸山茂樹代表理事は「この大会は、1試合でも多く試合を経験したいというジュニアのための場所。ここを通過点としてプロの道に進めるようにつなげていきたい」と話した。

 歴代優勝者には男子の久常涼、女子の岩井明愛、岩井千怜らが名を連ね、先週の女子ツアー、アクサレディースで初優勝した臼井麗香もこの大会の優勝者。丸山代表理事は「(臼井を)ずっと気に掛けていたので、努力の成果が出て良かった。これを期に、やればできるんだと気づいてくれて結果が出ればいい」と喜んでいた。

 各部門の優勝者のコメントは以下の通り。
 ▼高校男子・常盤和也 ボギーが先行して流れが悪かったけど、8番でチップインが決まって優勝できるかも知れないと思った。(プロツアーは)初めてなので楽しみ。本戦出場を目指したい。
 ▼高校女子・戸高玲奈 ショットが良くてチャンスが何回かつくれて良い流れで回れた。(ツアーの主催者推薦選考会には)平均飛距離250~260ヤードで跳ぶ方なのでショートアイアンの精度を磨いて挑戦したい。
 ▼中学男子・冨田真起明 いつもは後半伸ばして行くタイプだけど、9ホールしかないので最初から集中して耐えた。雨のラウンドもそれほど嫌ではないので平気で回れた。
 ▼中学女子・土屋オードリー 雨で途中からグリーンが重くなって3パットが多くなったけど、ショットが良かったので救われた。将来は海外のツアーに出てみたい。

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