張本きょうだい　パリ五輪の前に世界選手権へ闘志　智和「銅メダル以上」美和「結果に貢献」

兄・智和（右）と笑顔で並ぶ張本美和（撮影・小海途　良幹）
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　卓球の世界選手権団体戦（16日開幕、韓国・釜山）に臨む男女日本代表が8日、都内で公開練習を行い、男子の張本智和（智和企画）と妹の美和（木下グループ）が取材に応じた。

　5日に発表されたパリ五輪代表では、既にシングルスで決まっていた智和に続き、女子団体戦メンバーとして美和も選出された。兄は「発表を心待ちにしていて、1分ごとにツイッターを更新していた」とし、「昨年、一昨年と見ていて、追いつかれるのも時間の問題だと思っていたし、でも、こんなに早く追いついてくるとは思っていなかった。切磋琢磨して、競い合う良い仲でもある」と妹について語った。

　美和は5日の発表時に兄から「おめでとう」と連絡が来たことを明かし、「焼き肉とかしゃぶしゃぶとか食べにいけたら」と五輪代表入りのお祝いに思いをはせた。

　もちろん、パリの前の世界選手権は重要な舞台。兄が「女子は決勝進出が続いている。問題は男子。銅メダル以上を目指して」と言えば、妹は「結果に貢献できるように」と闘志を高めた。