ラグビー日本代表・長田に聞く今後のプラン…プロ転向は?海外挑戦は?4年後に向けた強化ポイントは?

[ 2023年10月27日 05:00 ]

早朝トレーニング後の取材に応じた長田(撮影・滝本 雄大)
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 ラグビーW杯フランス大会の日本代表CTB長田智希(23=埼玉)は今大会で3試合に出場した。現在は12月開幕のリーグワン新シーズンに備えてトレーニングを再開し、4年後の27年オーストラリア大会に向けても再出発。26日には所属チームが拠点とする熊谷市内で取材に応じ、今後について語った。

 長田との主な一問一答は以下の通り。

 ――4年後のW杯へどのように成長していきたいか。
 「4年後っていうのは(目標として)明確にあるが、1試合ずつ、一年一年、目の前のことに集中して階段を上がっていきたい」

 ――現在はプロ契約ではなく、パナソニックスポーツで働く社員選手。今後も変わらず現在のスタイルでプレーを続けるのか。
 「今(のやり方で)、ラグビーに100%で取り組むことができている。もっと成長するためにプロになった方がいいっていう考えが出てきたら(プロに)なるかもしれないけど、今はこのまま」

 ――W杯を経験して海外挑戦の思いは。
 「海外でやりたいというのは、あまり感じなかった。まだリーグワンの中で成長できる部分、得られる部分がある。自分の実力を考えると、ここでまだまだ、やることがある」

 ――昨季リーグワンでは新人賞を獲得。12月に開幕する新シーズンの目標は。
 「個人的な賞での目標はない。まず、チームが優勝することが一番(の目標)。そのためにプレーの幅を広げていきたい」

 ――具体的にどのようにプレーの幅を広げたいのか。
 「ボールキャリーの強みを生かしつつ、パスとキックのスキルを磨きたい」

 ――W杯でキックの重要性を感じた?
 「(同じポジションの中村)亮土さんと一緒にプレーして、CTBとしてのスキルの高さを感じた。ボールキャリーやディフェンスのワークレートという強みは変えず、プラスでできることを増やしていきたい」

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