西川哲のゴルフ新理論 中級編~目指せ90切り~① ドライバー編「正しいセットアップ」

[ 2023年10月13日 12:00 ]

西川哲のゴルフ新理論 中級編~目指せ90切り~① ドライバー編「正しいセットアップ」
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 今回から西川哲ゴルフ新理論の中級者編がスタートします。多くのゴルファーが目標とする90の壁を越えるためのレッスンです。と言っても、国内男子ツアーで3勝を挙げた西川哲プロの理論は、アベレージクラスから上級者まで幅広いゴルファーの参考になるはずです。第1回のテーマは正しいセットアップ。1Wだけではなくアイアンショットにも共通する大切なポイントです。ティーチングプロのジミー常住氏がパートナーを務めます。 

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 常住 アベレージゴルファーのセットアップを見ると、必ずしも正しいとは言えない人が多いように感じます。

 西川 その通りだと思います。セットアップ、要するにアドレスですが、結構アバウトに構えている人が多いですね。まず、目標に対してスクエアに構えていないんです。その理由はアドレスに対する誤解です。

 常住 どういうことでしょうか。

 西川 やはり基本はクラブフェースを目標に向け、体の向きもボールと目標を結んだラインに対してスクエアに構えてほしいんです。ボールを真っ直ぐ飛ばせるスイング軌道でクラブを振れますからね。体の向きとは胸のラインなんですが、スタンスのラインだと思っている人が少なくありません。

 常住 そこを誤解している人が多いですね。

 西川 極端な話、胸のラインがスクエアであれば、スタンスのラインが目標の右や左を向いていてもいいんです。逆にいくらスタンスのラインがスクエアでも、胸のラインが目標の右や左を向いていたら真っすぐ打ち出すことはできません。胸のラインが左を向くと、クラブヘッドをアウトサイドに上げやすくなるため、スライス系のボールが出るからです。スライスに悩む人なら、まずは胸のラインをスクエアか目標のやや右を向けるように構えるといいでしょう。

 常住 アベレージゴルファーの場合、自分のイメージと現実に食い違いがあったりします。胸のラインがどこを向いているのか確認する方法はありますか?

 西川 練習場でやってほしいんですが、アドレスした後に、クラブを胸に当てると良いでしょう。どこを向いているのかすぐに分かります。意外に誤差があったりするので、常に確認することが大切です。

 常住 胸のラインを目標の右や左に向けることで、ドローやフェードを打ちやすくなることもありそうですね。

 西川 まさにそうです。基本的にはフェース面を目標に向け、胸のラインはボールを打ち出したい方向へ向けます。ドローを打ちたいなら、胸のラインは目標よりも右、フェードを打ちたいなら、胸のラインは目標よりも左になります。アベレージゴルファーの多くは、胸のラインではなく、スタンスのラインを目標の右や左に向けていたので、ドローやフェードを打てなかったんだと思います。

 常住 セットアップをうまくできるようになると、ストレートボールだけでなく、曲げる球も思い通りに打てる確率がアップしますね。

 西川 ドライバーショットに限らず、アイアンショットでもセットアップは重要です。90を切りたい人にこそ、基本となるセットアップを確認して欲しいですね。

 (取材協力・バーディ赤坂24)
 
 ◇西川 哲(にしかわ・てつ)1968年(昭43)5月2日生まれ、東京都出身の55歳。12歳でゴルフを始め日体荏原高時代に日本ジュニア優勝。88年プロテストにトップ合格。91年マルマン・オープンでツアー初V。通算3勝。18年からシニアツアーに参戦。今季から女子プロの植竹希望を指導している。

 ◇ジミー・常住 本名・常住治臣(つねずみ・はるおみ)1981年(昭56)12月15日生まれ、東京都出身の41歳。日本プロゴルフ協会(PGA)会員。

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