100回記念の箱根駅伝予選会に関東以外から11校がエントリー 57校参加は史上最多

[ 2023年10月3日 04:45 ]

関東以外のエントリー校
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 今月14日に東京・立川市で開催される第100回箱根駅伝予選会のエントリー57校が2日、主催する関東学連から発表された。節目の今大会は参加資格を「日本学生陸上競技連合男子登録者」とし、全国の大学に門戸を開放。北海道から九州まで関東以外11校の参戦となり史上最多の参加校での開催となる。

 前回本戦のシード落ちの東京国際大、明大など関東の強豪校に対し、11月の全日本大学駅伝にも出場する立命大、大経大の関西勢を中心に札幌学院大、皇学館大、環太平洋大など各地区の有力校が食い込むことができるか。箱根駅伝切符は例年より3枠多い13校となったが、激戦は必至。注目のレースは14日の午前9時35分に号砲となる。

 ≪おっさん大学生の走りに注目 平均年齢28歳!放送大関西≫関西学連からは、平均年齢28歳の放送大関西がエントリーした。働きながら通信制で学ぶ24歳から34歳の11人の布陣で、チームのSNSに「#文武労働」を掲げている。発表を受け「他大学のエントリーを見ると2000年代に生まれた選手がほとんど…。おっさん大学生のくたびれた走りにご注目ください」と異色のコメントを出した。

 ▽第100回箱根駅伝予選会 各校14人までの登録選手から12人がハーフマラソン(21.0975キロ)を一斉に走り、上位10人の合計タイムで順位をつける。各校の留学生出場は1人に限る。コースは立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から立川市街地を回り、国営昭和記念公園にフィニッシュ。来年1月2、3日の本戦はシード10校を加えた23校が出場。今大会は関東学生連合は編成されない。

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