【バレー五輪予選】復調のキャプテン・石川 「残り4試合必ず勝って切符を獲る」 チュニジアに完勝

[ 2023年10月3日 20:44 ]

バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第3日   日本ーチュニジア ( 2023年10月3日    東京・国立代々木競技場 )

<日本・チュニジア>第1セット、スパイクを打つ石川(撮影・小海途 良幹)
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 1勝1敗の日本は、チュニジアを3-0で下した。第1セット25―14、第2セット25―16と連取。今大会鬼門となっている第3セットも25―15。崖っ縁の状況で今大会初のストレート勝ちを飾った。

 試合後、チーム最多タイ13得点のキャプテン・石川祐希は「2戦目の敗戦から切り替えて、このような結果を取ることができてとてもうれしいです」と喜びを語った。そしてエジプト戦の黒星から中1日で臨んだこの日の試合に向けて、キャプテンとして「いたってシンプルに。やってきたことをいつも通り出そうというふうに話していました」と明かした。

 復調の兆しが見えたプレーについては「少しシャットを食らうケースが多かったので、その辺修正して。間違いなく明日はもっといいプレー、そして次の試合はもっと上がってくるので。しっかり調整したいと思います」とし、「残り4試合必ず勝って(五輪)切符を必ず獲るので応援よろしくお願いします」と観客席に向かって意気込みを語った。

 日本は次戦4日にトルコと対戦する。

 ▽パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選は世界ランク上位24カ国(フランスを除く)が参加し、8カ国ずつ3組に分かれて1回戦総当たり戦を行い、各組上位2カ国が出場権を獲得する。残る5枠は来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(6月24日)の世界ランクで決まる。優先されるのは五輪予選で出場枠を獲得できなかった大陸の最上位国。余った枠は出場権を得ていない上位国に与えられる。

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