【ラグビーW杯】長谷川コーチ、アルゼンチンのスクラム対抗へ自信「強さ、うまさ、重さは消せる」

[ 2023年10月3日 02:34 ]

ラグビーW杯1次リーグD組   日本―アルゼンチン ( 2023年10月8日    ナント )

<日本代表練習>会見する長谷川コーチ(撮影・篠原岳夫)
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 日本代表は2日、1次リーグ最終戦となるアルゼンチン戦に向け、ベースキャンプ地のトゥールーズで調整した。勝てば無条件で2大会連続8強入りが決まる大一番。スクラム担当の長谷川慎コーチは練習後の会見で「(相手の)強さ、うまさ、重さは今の日本代表なら消せる」と自信を示した。

 長谷川コーチによると、屈強なアルゼンチンのスクラムは「姿勢を崩しても無理やり押してくる。ボールが(スクラムに)に入るまでFW8人が張り付いている」という。日本は力と力の勝負に持ち込むのではなく「距離や組む前のセットアップ、ディテール(詳細)」で優位に立つ重要性を説いた。

 今大会はプロップのクレイグ・ミラー(埼玉)らリザーブ組のインパクトの大きさが目立ち、どの選手が出場してもスクラムに安定感がある。「交代に関しては試合前に決まっている場合もあるし、相手が代わったら“このタイミングで代えましょう”というのもある。うまくコントロールできている」と長谷川コーチ。好調のスクラムから好機を演出し、8強入りをたぐり寄せる。

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2023年10月2日のニュース