大相撲付け出し基準を改定 1場所で十両昇進・伯桜鵬パターンは事実上消滅

[ 2023年9月29日 04:50 ]

相撲教習所の卒業式に出席した伯桜鵬(撮影・前川 晋作)
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 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、付け出し資格の基準改定を発表した。

 高校生の大会が初めて対象となり、全国高校総体と国体少年の部でベスト4以上が三段目最下位格の付け出し資格を得る。

 また全国実業団選手権は付け出し資格の対象大会から外れ、幕下の10枚目格と15枚目格の付け出しは廃止。全日本選手権など各大会のベスト8以上が幕下最下位、ベスト16以上が三段目最下位格の資格を得る。

 今年初場所で幕下15枚目格から全勝優勝した落合(現伯桜鵬)のように1場所で十両昇進を決めるケースは事実上消滅した

 新弟子検査の基準も改定。身長、体重の基準が事実上撤廃され、1メートル67、67キロ未満は第2検査で運動能力が十分であることを認められれば入門となる。

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