【アジア大会】日本競泳陣が苦戦…大会3日目は入江ら銅3個のみ　金メダル1号またもお預け

杭州アジア大会第3日 （ 2023年9月25日    中国・杭州 ）

＜杭州アジア大会＞競泳男子50メートル背泳ぎで銅メダルを獲得し、笑顔の入江（AP）
Photo By ＡＰ

　杭州アジア大会3日目、日本競泳陣は銅メダルを3つ獲得。競泳陣のメダル獲得数を9個に伸ばしたが、金メダル1号はまたもお預けとなった。

　男子50メートル背泳ぎ決勝は入江陵介（33＝イトマン東進）が25秒15で3位に入り、銅メダルを獲得。男子100メートル背泳ぎの銀に続き、今大会2個目のメダルを手にした。川本武史（28＝トヨタ自動車）は25秒36で5位に終わった。

　女子50メートル背泳ぎ決勝は高橋美紀（28＝林テレンプ）が28秒21で3位入着。初出場ながら銅メダルを獲得した。

　東京五輪2冠の大橋悠依（27＝イトマン東進）や日本選手権2冠を果たした高校2年生・成田実生（16歳＝金町SC）が出場した期待の女子個人メドレー決勝だったが、2人ともメダル獲得ならず。大橋は2分15秒01の6位、成田は2分10秒76で4位と悔しい結果に終わった。

　男子4×200メートル自由形リレーでは1人目の真野秀成（23＝セントラルスポーツ）が前半100メートルまでトップで折り返すも後半失速。3位で2人目の本多灯（21＝イトマン東京）へとタッチすると、その後は最後まで順位を伸ばせず3位でフィニッシュ。銅メダルこそ獲得したが1位韓国、2位中国と差を広げられる惨敗だった。

　日本競泳陣はこの日、銅メダル3つを獲得したのみ。待望の金メダル1号は明日以降にお預けとなった。

　＜杭州アジア大会日本競泳勢メダル獲得者＞
　▼銀メダル（3個）　鈴木さとみ（女子50M平泳ぎ）、入江陵介（男子100メートル背泳ぎ）、池本なぎさ＆五十嵐ちひろ＆池江璃花子＆白井理央（女子4×100M自由形リレー）

　▼銅メダル（6個）　牧野寛子（女子200Mバタフライ）、瀬戸大也（男子200M個人メドレー）、森山雪美（女子1500M自由形銅メダル）、入江陵介（男子50M背泳ぎ）、高橋美紀（女子50M背泳ぎ）、真野秀成＆本多灯＆田中大幹＆松本勝弘（男子4×200M自由形リレー）