川内優輝 驚異の女子マラソン世界新を予言していた!「もはや女子がサブ10しても驚かない」理由とは

[ 2023年9月25日 12:10 ]

川内優輝
Photo By スポニチ

 24日のベルリン・マラソンの女子でティギスト・アセファ(エチオピア)が、2時間11分53秒の驚異的な世界新記録を叩き出して優勝した。従来の記録は19年シカゴでブリジット・コスゲイがマークした2時間14分4秒。これを一気に2分11秒も更新した。

 フルマラソンのキャリアが100回を超えるプロランナー・川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は、レース前からスポニチの取材に「女子はハーフマラソンの世界記録と比べてマラソンの世界記録は遅いと思っています」と明かしていた。ハーフマラソンの世界記録は1時間2分51秒となっている今、女子はもっと速いタイムで42・195キロを駆けると予想していた。

 川内のハーフマラソンの自己ベストは昨年マークした1時間2分13秒。一方でマラソンは2時間7分27秒だ。また、川内の5000メートルのベストは12年の13分58秒62で、女子の世界記録は今年9月にツェガエが14分00秒21とし、川内に匹敵するタイムをマークしている。

 トラックやハーフの記録から、女子も超高速時代に突入。もちろんマラソンでは長丁場への適性も問われるが、川内はベルリン前から「もはや女子がサブ10(2時間10分切り)しても、まったく驚かないですね」と話していた。

 男子世界記録・2時間1分9秒(キプチョゲ)と男子日本記録・2時間4分56秒(鈴木健吾)との差は3分47秒。女子世界記録と日本記録・2時間19分12秒(野口みずき)との差は7分19秒となった。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月25日のニュース