【世界陸上】女子20キロ競歩の藤井菜々子14位 3大会連続入賞ならず 初出場の柳井31位、梅野36位

[ 2023年8月20日 15:46 ]

陸上・世界選手権第2日 ( 2023年8月20日    ハンガリー・ブダペスト )

女子20キロ競歩のスタートを切る藤井ら出場選手(AP)
Photo By AP

 女子20キロ競歩が行われ、藤井菜々子(24=エディオン)は1時間30分10秒の14位に終わり、19年大会7位、22年大会6位に続く3大会連続入賞を逃した。

 序盤は第2集団につける堅実な歩きで入賞を狙える位置にいたが、終盤に徐々に差をつけられ、入賞ラインからは1分30秒以上遅れた。

 「パリ五輪を意識している。1つでもメダルに近い順位でゴールしたい」と話していた24歳。2月の日本選手権後は練習に専念した。「世界大会に出ても入賞止まり。何かを変えないといけない」。基礎に立ち返り、歩型を修正。太腿を意識する歩きで1キロあたり5秒ほどスピードアップし「太腿がモリッとした。使えている良い効果」と手応えを口にしていた。

 大会へ向かう前、ネイルでテンションを上げるのがルーティン。「ユニホーム柄にして、毎年、国旗を入れている。世界陸上仕様にしたい」と楽しむ余裕も見せていたが、苦しいレースとなった。

 柳井綾音(19=立命館大)は31位、梅野倖子(20=順天堂大)は36位だった。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年8月20日のニュース