瀬戸大也が銅 競泳陣表彰台第1号も反省「タイムが遅い」

[ 2023年7月24日 05:20 ]

水泳・世界選手権第10日 ( 2023年7月23日    福岡 )

<世界水泳 第10日目 男子400メートル個人メドレー 決勝>銅メダルを獲得した瀬戸(撮影・平嶋 理子)
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 競泳が始まり、男子400メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)は4分9秒41で銅メダルを手にした。世界選手権の個人種目で通算9度目の表彰台は、北島康介を抜く日本勢最多。女子100メートルバタフライ予選で、池江璃花子(23=横浜ゴム)は58秒61の全体17位で敗退した。女子200メートル個人メドレー準決勝は大橋悠依(27=イトマン東進)が全体5位で決勝に進出。女子400メートルリレー決勝の日本(池江、池本、神野、白井)は8位だった。

 本来のターゲットははるか前にいた。最後の50メートル。4番手でターンした瀬戸は「意地でもメダルは獲る」と力を振り絞った。同じ29歳の長年のライバル・ケイリシュ(米国)を抜いて競泳ニッポン1号となる表彰台を死守。目標に掲げた日本記録からは3秒以上遅れ「タイムが遅い。自己ベストと銀メダル以上の目標を達成できず、悔しい」と唇をかんだ。6大会連続の表彰台で通算メダル数を9個に伸ばした。リレーを含めれば北島康介の12個に届かないが、個人種目に限れば単独最多。長年第一線で活躍している証だが「色はよくない。毎回獲れるのは誇りに思いますが…」と笑顔はなかった。

 来夏のパリ五輪での金メダルを目指し、昨年3月から加藤健志コーチ(57)に師事。16年リオ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵さんを育てたコーチの下で厳しい練習に耐えた。東京五輪前は海外遠征にスケボーを持って行くなど練習以外の時間の充実に注力していたが、現在は水泳漬けの日々でオフは休養を最優先。ジャンクフードを平気で食べていた食生活も改善したが、思うようにタイムは伸びなかった。

 レース前にライバル視していたマルシャンは圧巻の世界新をマーク。フェルプスの保持していた最古の記録を15年ぶりに更新した。瀬戸は7秒近くの差をつけられて完敗。「パリの金は正直、果てしなく厳しい。でも0%ではない。大どんでん返しを起こすために、ずっとマルシャンのことを考えて練習したい」と前を向いた。今大会は200メートル個人メドレーにも出場予定。1年後へ光を見いだせるレースにしたい。

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