高額の延長契約が続出 ペイサーズのハリバートンは374億円 グリズリーズのベインは298億円

[ 2023年7月1日 15:03 ]

ペイサーズと5年契約を延長したハリバートン(AP)
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 NBAのFA交渉が解禁となった6月30日、昨季の球宴に初出場を果たしたペイサーズのポイントガード、タイリース・ハリバートン(23)は5年の契約延長に合意。最大限度額は2億6000万ドル(約374億4000万円)で、“満額”になると平均年俸は昨季の12・3倍の5200万ドル(約74億4000万円)にアップすることになる。

 ハリバートンはアイオワ州立大から2020年のドラフト全体12番目にキングスに指名されてNBA入り。21年シーズンの途中にペイサーズにトレードされ、昨季は56試合に出場して20・7得点と10・4アシスト、40・0%の3点シュート成功率をマークしていた。

 20得点+10アシスト+3点シュート成功率40%を同一シーズンでクリアしたのはハリバートンが史上初めて。ペイサーズの選手としては史上最高額の契約を手にするプレーヤーとなった。

 一方、グリズリーズは、シューティングガードのデズモンド・ベイン(25)と5年総額2億700万ドル(約298億1000万円)で契約延長に合意。グリズリーズでは大黒柱のジャー・モラント(23)の1億9723万ドル(約284億円)を超えるチーム初の2億ドル突破となった。

 テキサス・クリスチャン大出身のベインはハリバートンと同じ20年のドラフトで全体30番目にセルティクスに指名され、その後、グリズリーズにトレード。3シーズン目となった昨季は58試合に出場して21・5得点をマークし、3点シュートの成功率は40・8%に達していた。

 なおファイナルに出場したヒートは、ペイサーズ時代に球宴に2回選出されているガードのビクター・オラディーポ(31)をサンダーに放出。サラリーキャップに対して945万ドル(約13億6000万円)分の余裕を確保した。

 オラディーポは昨季42試合に出場して10・7得点をマーク。ただしプレーオフで右膝蓋骨腱を断裂しており、今季の出場は絶望視されている。

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