石川遼「行使しないことは考えられない」優勝者には欧州ツアー2年シード権付与

[ 2023年4月19日 18:02 ]

会見する石川遼
Photo By スポニチ

 日本で初開催される男子ゴルフの欧州ツアーで日本ツアーも兼ねるISPSハンダ欧州・日本トーナメントは20日から4日間、茨城県のPGM石岡GCで行われる。今大会に優勝すれば、今季の残りと2年間の欧州フル参戦シードが付与される。石川遼(31=CASIO)が19日、前日会見で欧州参戦への意欲もにじませた。

 「勝った場合の話なので正直、今は考えてないというのはありますけど(シード権を)行使するかしないか…しないということはちょっと僕は考えられないですね」。言葉を選びながらも、より高いステージへの挑戦意欲が垣間見える。「最終的なゴールは世界最高峰のツアーでやることですし、高いレベルでやるチャンスがあるなら絶対にやりたいです」と続けた。

 今大会ではコース状況からも欧州仕様を実感している。「セッティングの部分でもフェアウエー、グリーンの刈り高がこの時期の中では非常に短いと思います。特にフェアウエーはこれだけ短いとフェアウエーとラフにいった時の差ははっきり出る。ボールに対してアイアンのコンタクトも求められる」と話した。

 ピンポジションもフロント、左右のエッジから3~4ヤード以内の厳しい位置を想定して「明日のピンポジションを見るのが楽しみ」と笑った。それでも初日のトップスコアは7アンダーを予想。石川自身も「コンディションが良ければ3~4アンダーというのが1つ、目標になると思う」と話していた。

続きを表示

2023年4月19日のニュース